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2000年2月9日(水)

わたくしごとではありますが、今日は私のお誕生日でした。


「誕生日おめでとう」と言ってくれる人がいるのはうれしいものです。

基本的に恥ずかしがり屋(?)なので、「ふふーーん」って顔をしていたりするけどココロでは「ありがとう」と思っているのです。

友達達はさすがに心得ているのか、さらっと「誕生日おめでとう」のメールを送ってくれる。おおげさではなく、でもそれはとても優しい、あったかい文字のプレゼント。


そして驚いたのはせいくんからメール。

何とHappy Birthdayと書いてある。「わー」っと思ってよくよく読んでみれば、「お財布から5000円持っていきました」・・・おかしいと思ったんだよ!


とにかく夜は家の近くのフレンチ・イタリアンのお店に行って、たらふく食べました。

父・母より誕生日だからと、お金をもらったので、ちょっと贅沢な晩餐。


毎年「一年は早い、一日一日を大切にしよう」と思ってるんだけど、去年もさして特別な進歩もなく終わってしまった。


今年こそ・・・・。

2000年2月10日(木)

恐ろしいほど何もしなかった。ゴロゴロ、だらだら、ぼんやり暮らした。


せいくんは飲みに行くと言ってたから、夕飯さえ不要。(唯一のBIg
Jobなんだけど。私の) 

彼はやや上機嫌で帰宅。なぜか彼の仕事の事を話しになり、白熱したトークを繰り広げていたら、朝の4時近くになってしまった。


なぜか私達はこうやって、白熱トーク(しかも内容は重要なことじゃなかったりする)を繰り広げることがある。

仕事のことだったり、家族のことだったり、全く持ってどうでもいいことのときもある。

でもなんで突然それが「トークバトル」になるのかは不明だ。ま、別にいいか。結構おもしろいし。

2000年2月11日(金)

自転車買った。これこれ↓





6段ギアのついたやつ。(いるのか?という意見もなくはない)

南行徳のDマートで\16,000だった。他にも9800円くらいのもあって、すごーーーく悩んだんだけど、「ギアがついててカッコイイなぁ。使ってみたいなぁ、ギア」という思いに負けた。

しかし、自転車って安いんだねぇ。9800円で自転車が買えるとは思ってなかったよ。

明日、駅の近くの自転車置場を借りに行かなきゃなぁ。月曜日から通勤なのよー。しかも2ヶ月間も。とほほ。

2000年2月11日(金)


友達に誕生日のお祝いをしてもらった。

喫茶店でしゃべった後、居酒屋、Bar、カラオケと「一体どうしたんだ!」という遊びっぷり。

普段めったにお酒を飲んだりしない私が、許容範囲を超えるのみ方をしたからかもしれない。。。

「お酒に酔わないと何かを発散できない」っていうタイプじゃないから、「お酒不要」と思ってたけど、お酒に酔うというのは案外気持ちがいいものだ(周りは迷惑かもしれないけどさ)


でも、昨日酔ってしまえと思ったのは、現実から逃げてしまえと思ったからかも。

「何とかならないのかよー。」と思う人が目の前にいて、でもどうすることもできないなぁって考えてたら「しんどい」と思った。周りの人は酔っている。楽しそうだ。そうか、飲んでしまえと思ったんだよなぁ。たぶん。

・・・ま、心底「飲まずにいられるかい」と思ってたのは、私じゃなくてその人だったと思うけど(笑)


その昔、嫌なことがあって飲んでいる人っていうのを見ると、「現実逃避なのでは」と思っていたこともあった。いくら現実から逃げようとしたって、それは消えたりしないのにって。

でもたぶん違ったんだ。そういう人も現実から少し離れて、遊んで、・・・で、明日からまたその現実と向き合うんだよね。


飲んで、おしゃべりして、笑って、楽しんで。明日からもがーんばろっと。

2000年2月13日(日)

昨日帰ってきたのが遅かったから、起きたのが遅すぎてなーんもしなかった。明日から働くなんて・・・いやだー!

働いてたとき金曜日の夜はすごくシアワセで、日曜日の午後ってだんだん憂鬱になるじゃない?

”笑点”が始まる頃。(←わたしだけ?)


・・あ、しかもせいくんのワイシャツのアイロンをかけていない。

今から(もう11時)やるのぉ?嫌いなんだよ。アイロン。いいじゃないか、しわしわでもさぁ。

2000年2月14日(月)

近々「ボケ」るかもしれません。私。

昨日「特命リサーチ2XXX」っていう番組を見てたら、人は仕事ばっかりしてたりするとボケちゃうらしい。「頭動かしてんだからえーやん」と思ってたんだけど、どうもそれだと左脳は動いているけど、右脳が活動してなくて、バランスがとれないんだと。しかも仕事ってルーチンだから、左脳くんも単純な動きしかしてないらしい。

きれい、楽しい、かなしい(涙)、感動!・・・やっぱりそういうの抜きで夢でも仕事してるなんて病気になるのよぉ。やだなーあ。10年間のことばかり考えてたから、人よりボケ確率が高いかも。くそぉ。

2000年2月15日(火)

昨日車を歩道に乗り上げるという大事故が起きました。(家のすぐ近く)

曲がるときにどかーんと。タイヤがパンクした。しかも車の底がガリガリガリーーって。

しばし呆然としてから、「きっとライトも塀にぶつかったに違いない」とがっかりしながらお家に帰りました。でも塀にはぶつかってなかったみたい。

仕事して疲れてて、ぼーぉっとしてたのに、ちょっといい妻ぶって、せいくんを迎えにいってあげたのがいけなかった。。。やっぱり悪妻は悪妻の道をいかなければ・・


・・で、ちょっと落ち着いたら左手の親指がとても痛い。見たらつめが1/3くらいメリっとはがれている・・。

痛いーーーーーー!痛いし、怖かったし、もう散々だ。最悪だ!


・・と昨日の夜寝るときは思ってたんだけど、良く考えてみたらさー、人が歩いてなくてラッキーだったんだわーと思って。だって誰かいたら絶対大怪我してたもの。こわーい。


神様ありがとうございました。

2000年2月16日(水)

人はいいことがあると、その後誰かに親切のお返しする確率が高いんだって。

これだけ聞くと「そりゃそーだろ」って思っちゃうけど、その「いいこと」っていうのは結構しょーもなくて:

公衆電話に10円があったからもらっちゃった。



電話ボックスを出たところで、書類を落とした人を発見。



すかさず歩み寄り、一緒に拾ってあげる。


その確率80%以上らしい。ちなみに拾わなかった場合は5%くらいみたいよ。

何か、自分のじゃない10円を持ってきちゃった罪悪感も加わるのかしらねぇ。不思議な数字だわ。・・・と思っていたのだけど・・・・


私は今朝、通勤ラッシュなのに座っていた。



目の前のおじさんがペンを落とした。



すかさず拾ってあげた。



何とおじさんもう一度落とした(しかも違うペンを)



すかさず拾ってあげた。


「満員電車で座れてラッキー」が私に「満員電車でペン出すかぁ?しょうがないねぇ。」と思わせずに俊敏にペンを拾わせたんだとしたら。。。

なーんかあたしって統計通りのわっかりやすーい奴だよねぇ。


いいことなくてもニッコリ笑ってペンを拾ってあげられる女になりたいもんだ。

2000年2月17日(木)


うちの弟夫婦がものすごく可愛がっていた犬が、昨日突然死んでしまったらしい。

私の実家で18年も一緒にいたネコのミケちゃんが、先月末に死んでしまったばかりだというのに。いつもそこにいたものが目の前から消えてしまう、なんともし難い気持ちだ。

「いない」という存在感がものすごくて、すごく残念で寂しい気持ちになる。


何かそんなことあり得ないのに、「ずーっと一緒」と思ってしまっていたんだろうなぁ。「そうか、生きているものはいつか必ず死ぬのだ」とつくづく思った。

ミケちゃんは18年間本当にミケちゃんらしく生き(色んな意味でとても強かった)、凛としていた。最期まで。あいつは本当にかっこいいネコだった。


あんなふうに、強く、自分らしく生きられたらいいな。気は強いんだけど、いざっていうときに弱いのはちょっといただけないわ。


・・で、今たぶん、家族全てが弟を心配している。

彼はミケちゃんが死んでしまった日に実家に泣きながら到着し(ちなみに彼は28歳)、そのまま泣き寝入り、朝起きるや否や泣き出し、埋めるときには「嫌だ」と言い張り号泣。


・・・どうしているかしらねぇ。今ごろ、心配だ。

2000年2月18日(金)


お昼に喫茶店でコーヒー飲んでたのよ。ぼーっと。。

そしたらね、どっかから「ビール一つちょうだい」とおじさんの声。「昼から喫茶店でビールか。外寒いのにさー。せいくんみたい(やだやだ)」と思いつつ、ちょっとおじさんに興味をもった私。


しばらくたったら、今度はどっかから「ずずーーーっ、ずずずずーーーーー」という、喫茶店では聞こえないはずの音が聞こえてきた。「おい、そばもあるのか?この喫茶店は」と思い、こっそり音の方を見ると、さっきのおじさんが、スパゲティーを食べてた。「なんで、ずずずーーなんだ?」と思ってさ、ちょっとづつ観察してたら、どうやらおじさんはスープスパゲティーを注文したらしい。

気にしないようにしようと思ったんだけど、「ずずず」が響くのよねぇ。

「何で近くにある立食いそばじゃだめだったんだろう。そうか!ビールがないからだ!」とみょーに納得。

その後おじさんは「ビールもういっこちょうだい」と追加注文をし、満足そうだった。よかったよかった。


・・・と思って自分のとなりをふと見ると、おじさんがウエイトレスのお姉さんに「1時になったら起して」と注文していた。そして、眠る体制にはいりました。


おじさんはおもろいなぁ。

2000年2月19日(土)

今日の夕飯はキーマカレーとした。簡単に作れて結構おいしいのが気に入っている。

「料理なんか死ぬほど嫌い」と思っていたのに、仕事を辞めてあんまり暇だから「ご飯でも作ってみるか」と思ってやり始めたら、これは結構奥が深くておもしろい。

仕事忙しい、それに仕事はとても大切だからご飯が作れないのは仕方がないのだ。と思ってたけど、実は食べ物を食べるという(しかもおいしく)はとても大切なことだと最近は思う。


しかも仕事より難しい。(気がする)「仕事のようにちゃっちゃと済ませよう」という根性がおいしい物作りの邪魔をする。もうちょっとフライパンを温めてから、ボウルの水をきちんとふいてから・・・そういうちょっとのことが守れなくてイマイチな出来になる。台所が散らかるのが嫌で、なべを洗っていたら、料理がちょっと焦げたとか、台所でのおいしい物作りに対する集中力が足りない。決定的に。ま、楽しくやってるから今のところはいいとしよう。


しかし同じ材料から作ってんだから、おいしく食べたい物だ。(誰かおいしい・カンタン料理教えて)


PS

今日TVで面白い川柳を読んでいた。 「声出して入力するな、パスワード」ごもっとも。

2000年2月20日(日)


ちぇーーーー!今日雪が降るって言うからちょっと楽しみだったのに。雨じゃないの。雨。

こんないい大人になって、雪が楽しみとは自分でもちょっといかれているのでは?と思うことがある。(付け足せば台風も好き)


でも、雪っていい。雪が降って、積もっていって何だかしーんとしたあの空気がいい。雪がきれいに全部を白く隠してくれて、音を吸い取ってしまう。家の中(←重要)からばんばん降ってる雪を見てるのがすごく好き。

高校生の頃、学校に行くのが嫌いで、まるで大学生のように出席日数の足りない授業を選んで学校に行っていた私が、ある雪の降った日には大変な思いをしてまで学校に行った(先生もビックリ)。

・・・ようするに、そのぐらい雪の降る日が好きだったのだ。外に出て雪を思う存分楽しみたかったのだ。思い出すのは、学校には案の定仲のいい子は学校に来ていなかった、あの雪の日。一人来ていた麻姫(まき)と学校を早々に引き上げ(つまりさぼって)雪の中を帰ったことだ。

田舎だから空き地が沢山ある。きれいに積もった雪。何を考えたのか、2人してそこに「顔判」と称して顔を突っ込んでみたりしながら、キャーキャーいいながら帰った。なんだかどうでもいい話だけど、楽しかったんだよな。しかもなんてかわいらしい高校生なんだ!


あの頃は、大人になんかなりたくなかった。「大人なんてつまんない」、そう思ってた。

でもその頃の麻姫と私に言いたいね。「大人」も結構たのしーわよ。「大人」になったけど、私は今でも雪を楽しんでるよー!


あとねぇ、今日は佐野元春の歌がテーマソングのように頭を流れてる。(ちょっと迷惑)

手後れといわれても口笛で答えていたあの頃、何にも従わず、傷の手当てもせずただ時の流れに身を任せて〜・・・これは何だっけ?
Someday?

2000年2月21日(月)


昨日から勝手に私の頭の中のテーマソングになっている、ちょっと迷惑だった佐野元春の歌。何が気持ち悪いって、中途半端に覚えてるから、頭で再生されるときも中途半端なのだ。しかも「ん?ひょっとしてこの歌好きかも」と思ってしまったから、今日は朝から「絶対レンタルしてやる」と意気込んでいた。


アルバムのタイトルなんて覚えてないから、「SOMEDAY、SAMEDAY」とつぶやきつつ・・借りてきました。佐野元春「NO
DAMAGE」。いやービックリするほど懐かしい。とても若かったあの頃、何だか自分が歌の中心人物のような気がしてたんだと思う。帰らなければいけない時間をはるかに超えて夜の街(朝?)をフラフラしたり、誰かのことがすごく好きだったり、何か訳もなくつまんなーいと思ってたり、やけに楽しかったり。毎日ホントどうでもいいことで、笑ったり、泣いたりしてたって思うと何だか少し・・にやにやしてしまう。


若い頃聞いてた曲って不思議な物で、すごくよく覚えている。

聴けばすぐ思い出して歌い出す。(←部屋でですよ。部屋)・・あの頃はよかったなぁ、帰りたいなって思うことは少ない私。でも、今日は何だかこの懐かしさに浸ってみよう。


街の歌が聴こえてきて

真夜中に恋を抱きしめた あの頃

踊り続けていた 夜のフラッシュライト浴びながら

時の流れも感じないまま

窓辺にもたれ 夢のひとつひとつを

消してゆくのは つらいけど

若すぎて何だか解らなかったことが

リアルに感じてしまうこの頃さ♪

2000年2月22日(火)

日曜日に友達に逢ったとき、「Trainspotting」(激ヤセ、ユアン・マクレガー君が出てる奴)が好きなら、きっと好きだから見てみれば?といわれたので「Lock,
Stock and Two Smoking Barrels」を見た。ギャンブル、お酒、マリファナ、ドラッグに怖い顔したおじさん
with おばかな若者が出てくる、という「頭は使わなくてよし」な映画で、ポーカーで山ほど借金作った男の子達。借りたのはやばそうなおじさん。さあどうする、強盗でもやる?っていう感じの映画。結構おもしろかった。

映画のタイトル"Lock, Stock and Two Smoking
Barrels"っていうのは、"Lock, Stock
and Barrel"をもじっているらしい。"Lock,
Stock and Barrel"を絵で説明すると下の絵になる。



つまり「全て/everything」。She bougth that
building lock, stock and barrel (彼女、あのビルまるごと買ったんだって)となるらしい。

じゃーさぁ、"Two Smoking Barrels"がつくと何なのよねぇ。映画の中に古い散弾銃が出てきて、銃口が2個あるの。で、ダダダーっとうつと煙が2本スーっと出てくる。しかもその古い銃は映画のミソなのだ。・・で?だから何なのよっ。


なーんてくだらないことをボーと長い時間考え(しかも結論出ず)、私の貴重な時間はいつもびゅんびゅん流れていってしまうんだよなぁ。私の趣味ってひょっとして考え事をすることなのかも。(ボケ防止、ボケ防止)

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