2000年5月1日(月)
朝目が覚めたら8時だった。「あともうちょっと寝る」そう思って次に目が覚めたのは10時だった。外は快晴、何だか気持ちのよさそうな空。めずらしく「外に出たい、外に出たい」と思ってとりあえずご飯を食べて、洗濯をしてその後・・ベランダに出てみた（笑）。気持ちのいい空、風！そして足元を見ると昨日植えたばかりのトマトとしし唐の苗・・・。そこで問題発生。なんとトマトに太陽が当たっていない！我が家はお昼までは日差しがベランダ一杯に入っているんだけど、午後になると少しずつ少しずつ影になってしまうらしい。大変だ！なんとかしなくては。・・でとった行動はいたって単純。一時間ごとにベランダに出てプランターを移動することにした。ベランダから日差しがなくなったら、玄関の廊下の方で太陽の当たる所に出すことに。でもさぁ、これってかなり面倒。明日広島に「太陽が一日中当たっていないとだめか」聞いてみよう。
なーんてことをしながらも夕方から映画を見に行った。「アメリカン・ビューティー｣アカデミー賞おめでとう作品。おもしろかった。結婚生活、仮面夫婦、子供の反抗、ドラッグ、不倫、ゲイの人たち、リストラetc。「どこにでもあること」「どこにでもいる人」を題材にしておもしろいと言わせる映画を作るとはおそるべし。この世に生きるすべての人の人生も映画にしたら結構「ほー」と思う物になるのかも。本当に小さい出来事を無理矢理思い出してみるのもいいかもしれない。忘れてはいけない、でも忘れている大切なことがあるのかもしれないもんな。
2000年5月2日(火)
クマちゃん完成した。写真に撮ると100点満点っぽくなったけど、実は70点くらい。何か自分で思ってたより下手だったみたい、裁縫。でもこいつの失敗を次に生かしてもっと上手く作ろう、今度こそ。何か綿を詰めたあと閉じたりするのが難しかった。あれがきれいに閉じられるようになったら結構いい感じになると思う。上手いへたはともかくとしてちょっとずつ縫っているうちに形になってクマになった。これはおもしろい。今いらなくなった白いコートを分解してリュックサックを作れないか検討中。このコートビニール製でちょっと厚めの生地。上手く行けばかわいいリュックができるかもしれない。
今日またトマトを観察していたらな、なんとつぼみが開こうとしている。ビックリ。もう実がなる季節なの？あ、花が咲いたからって実がなるとは限らないのか。いや、なるはずだ。がんばれトマト！
2000年5月5日(金)
ゴールデンウィークに遠くに出かけるのはものすごく久しぶりだ。もしかしたら、新婚旅行でバリに行ったとき以来遠く（車で1時間以上かかる所）には行ったことはないかもしれない。
「混んでるし」「どこへ行くにも高いし」「疲れるから」とかいう理由でどこにも行っていなかったと思う。でも今年は長野県にいる友達の所に行った。しかも車で。いやー驚いた。世の中の人はこんなにお出かけをするんだ、G.W.中に。なんか会社を辞めてから驚くことばかりだ（笑）結局行きは8時間、帰りは7時間時間かかった。いやー長かった。
まあそれはともかくとして楽しかった♪やっぱりたまにはお出かけしなきゃいけないわー。長野はやっぱり「山」っていうイメージ。キャンプとか川で釣りとか（どれもやったわけじゃないけど）そういうイメージ。空気がきれいで空が青くてちょっぴり肌寒い。アウトドアもいいじゃーんとちょっと山を見ただけで「アウトドアライフ満喫してます」な私（笑）。
で、遠くにかすんだ山を「うーん、きれいだけどちょっとガスがかかってて残念」などと思って見ていたら、友達の子が「あ！水色の山だ！」と。水色の山。やっぱりおばちゃんは余計な知恵を持ち、そのままを感じる心を失っていて「ガスがかかってなければもっときれいな山」と思ってしまったけど、彼はそれをまだちっとも曇ったり、かすんだりしていない目と素直な心で「水色の山」と表現した。やっぱり子供っておもしろい。・・というか私はとにかく彼が好きなのだ。うちの近所にいる小生意気そうな幼稚園児を好きだとは思えない（笑）
G.W.も後半・・・、あとはインドアで過ごそっと。
2000年5月6日(土)
最近本当に若者がいとも簡単に人を殺したり傷付けたりする。事件の後近所の大人達も先生達も口をそろえて言う「とてもいい子でした」と。「あいさつをきちんとする」「とてもおとなしい」「勉強の良く出きる」「有名中学・高校に合格した」いい子でしたと。人をかなづちで殴ったら相手がひどい怪我をさせてしまうことを、刺したりしたら死んでしまうかもしれないことに考えが及ばない彼ら（もしくは怪我させたり、殺してなにが悪いくらい思っている彼ら）を「いい子だったのに」などと言ってていいのかねぇ。彼らの頭の中、心の中に何か絶対に病んでいる部分があったはずだし、育っているべき所が育っていなかった、それはずーっと。
そういう事に気づくこともできなかった親も周りの大人達も先生の皆さんもTVでベラベラしゃべったりしてる場合なわけ？
彼らが明らかに自分よりも弱い人たちをねらっている事だってどうかと思うよ。それって大人の社会で日常的に行われていることの延長線上にあるような気がしてならない。
会社の中で明らかに間違っている上司にペコペコし、意見の一つもできないくせに自分の部下には権力を振りかざす大人達（大体そんなペコペコで会社でいいポジションに付ける事実にへどが出そうだ）。公園で一人のお母さんをターゲットにして束になっていじめを開始する小さな子供を連れた大人達。そんなもの見て・感じて育っているから集団になっていじめたり、自分より強いもの（色んな意味で）には刃向かわない、でもその腹いせに弱いものは殺してしまう、そんなことになっちゃうんじゃないの？
しかも彼らの殺人にはれっきとした理由がない。それがまた腹立たしい。（理由があるからやっていいということでは断じてないけど）何だか八つ当たりの結果が殺人になった、そんな感じだ。親が「あいさつができる」「おとなしい」「勉強のできる」子供になることを望み、親の愛情を望む子供はそれを実行する。でもその結果がこれじゃあやっぱり何か違うんじゃないの？
主婦をめった刺しにした子は「将来のある若い人を殺すのはいけないと思った」などといっていたらしいけど、将来があるのは若い人だけじゃない。65歳なんてこれからゆっくり人生を楽しめる年齢だ。ばかいってんじゃねー。しかも少年は彼が差し入れを頼んだ「まんが」を読んでいるそうだ。人の命を奪った直後にしていることが反省でも後悔でもなく「マンガ」を読むこと？誰が差し入れたんでしょう、マンガ。お母さんが差し入れたんでしょうねぇ。マンガだよ、マンガ。そんなもの差し入れる前に教えなきゃいけないことがあるだろ。何やってんだろ？どうなっちゃってんの？一体・・。
2000年5月7日(日)
せいくんも私もカゼひいた。慣れないお出かけしたせいかもしれない。。。
2000年5月8日(月)
HPを新しくした。もっとじっくり構想をねって作ろうと思っていたんだけど、これ以上ねっていると頭が溶けそうだったので世界に公表することにした。しかも、しばらく仕事は休むつもりだったんだけど、流れに負けて(?)今日面接を受けてきた。もしかしたら行かなくて済むかもしれないけど、もしかしたら２－３週間働かなきゃいけないかもしれない。働くことになったらこれ以上構想をねることはないだろう・・・。
カラフルなページを作りたいと思って始めたこの企画。出来上がってみたらカラフルはカラフルなんだけど目が痛い（笑）見る人にやさしいページを作ろうよ、U。
しかし何か最近よくかぜひくんだよなー。しかも冬とかじゃなくて春先とか去年なんて真夏にかぜをひいちゃってぜーんぜん治らなかった。お医者さんいわく冬のかぜは湿気に弱いけど、夏のかぜは湿気に強いんだって。だからなかなか治らないらしい。「じゃあ乾燥に弱いんですか？エアコン付ければいいんですか？」と聞いたら「うーん。エアコン付けっぱなしで寝たらひどくなるよ」と呆れ顔でいわれた。念のため聞いただけじゃん、念のため。
この前長野に行ったときに友達にいらないタオル（白）をたくさんもらった。今このタオルで何が作れるか検討中。子供用の枕とかかわいいかもしれない。うさぎ形とかぞうさん形とか。白いタオルを染めるのに何を使ったら良いんだ？ピンクとか水色とか黄色とかに。何だろう、食紅とかじゃだめなのかなぁ。（えっ？違う？）
まあ、とりあえず白い動物作ればいいんだな。うさぎ、しろねずみ、しろくま、しろライオン(?)
2000年5月9日(火)
かぜが治らなーーい！やっぱり病院に行かないとだめなのかなぁ。今週中に治らなかったら行こう・・・。
具合が悪いのにも関わらず、明日から働くことになった。しかも場所が面倒くさい、錦糸町。昨日面接に行くときに気づいたんだよねえ。思ったより遠いってことに（泣）
やっぱり最初っから断ればよかったなぁ。派遣会社の女の人があまりに粘るから「まあ、この人もゴールデンウィーク前に紹介できる人を決めたいんだろうなあ、もう時間も遅いし・・」などとつい情にほだされてしまったのが失敗だった。
でもまあ人事部なんて所で働いたことないから面白いかもしれないし「面接に落ちないコツ」を聞いてみよう。いや、違う。「落ちたくない面接に落ちないコツ」と「落ちたい面接に絶対落ちるコツ」両方必要だ。あると思うんだよなー、そういうの。お、それに今度は帰りに買い物ができる所もあるから門前仲町よりは楽しいかも。余計な買い物しないように気を付けよっと（笑）
2000年5月10日(水)
やっぱり派遣の仕事（5号業務／ファイリング等）はあなどれない。
面接のときに「履歴書のファイルとか電話での合否連絡をしてもらいます」と言っていたから「今日はきっと履歴書のファイルに違いない♪」とのんきに構えていたら
上司「今日は吹き込みをお願いしたいんですよ」
U 「はい、わかりましたっ。・・・・はぁ？（脳内大混乱）吹き込みって言うのは・・？」
上司「会社案内をこのテープに吹き込んでもらいたいんです。朗読みたいな感じですね、はっはっは。」
・・はっはっはじゃないよー。本当にやるのかよぉ、と思っていたけどホントでした。
笑っちゃうよー。会議室でひとり「我が社は創業以来常に新しい商品の開発を行うとともに、安全性を確保すべく・・・」って読んでるんだよっ、普通の声で（笑）。隣で会議をしていた人は一体私を何者だと思っただろう・・。しかもさー読めないんだよねぇ、漢字が（爆）。英語が読めませんならちーっとも恥ずかしくないし「読めないんだからしょーがないじゃーん」と思ってしまうけど（←だから進歩がない）漢字読めないのはまずいよねぇ。
今日ちゃんと読めなかったのは
逆鞘（ギャクザヤ）
逓減（テイゲン）
返戻金（ヘンレイキン）
英語の前に広島弁、広島弁の前に漢字の勉強しよう・・とほほ。書けないのはまだしょうがないけど(?)読めないっていうのは・・問題だ。
何に使うんだろう？と思っていたら目にハンディキャップがある人が聞いて、点字におこすんだと教えてくれた。ハッキリきちんと読まなくてはと思ったら緊張して舌がうまく作動しない。「あえいうえおあお」ってやりたかったなあ、誰もいなかったら（笑）聞きやすくしゃべれてたかなあ。ちょっと心配。明日も続きがあるんだって。もっとナレーターとかのお姉さん読んだほうがいいと思うなあ、ぼくは・・（泣）
2000年5月11日(木)
今日は寒かったなー。私のかぜがなんだかちょっとひどくなってしまったよ。
しかもひどくなったのには訳がある。昨日私は会社でテープレコーダーに向かって朗読をした。・・が、今日は私がテープレコーダーになったのだ。
書類選考をパスした就職活動中の学生の皆さんに、一次面接の連絡をするように言われた。スケジュールの調整とともに・・（この世の仕事の中で一番苦手なのに）。多分90人近くいたと思う。同じ事を90回もいうのだ。しかも学生はお家にいないからなかなかつかまらない。今日私は自分の名前を150回以上言ったね、間違いなく。
「ＸＸ 人事部のＵと申します。ＸＸさんご在宅でしょうか。」
「ＸＸさんですか？先日はご来社いただきありがとうございました。書類選考の結果、一次面接にお越しいただきたいのですが、今ご案内してよろしいでしょうか。」その他面接時間に面接会場の場所。学生の皆さんの全く同じ質問に答える（持ち物はあるか、グループ面接なのかどうか、どのくらい時間がかかるか等など）もう末期はのどががーらがらになっちゃって咳き込む始末。
でも学生の皆はとても一生懸命で初々しくて、かわいくてお仕事なので淡々と話していたけど心では「がんばれー」と大きくエールを送ってしまったよ。
しかし自分がテープレコーダーになる日がくるとは・・Ｕちゃんビックリ、そしておそるべし、派遣のお仕事（泣）
しかも私に「人事部」っていうフレーズがほんとーに合わないんだよね。何かこの世に存在する部署の中で一番しっくりこない。「人事部のＵ」自分でそう思うのもなんなんだけど・・き、気持ちわるー。
2000年5月14日(日)
かぜが悪化してしまった。ぜーったいあの一日中電話していたせいで悪化したんだっ！そうに違いない。のどを酷使したからのどが弱っちゃってかぜのばい菌が繁殖したに違いない。
土曜日の朝にせいくんと二人で病院にいった。しかし病院っていうのはいつ行っても混んでいる・・。薬をもらって帰ってきたんだけど、飲んだにもかかわらず今日の朝また熱が出た。なーんかちっとも良くなった気がしないよ・・（泣）
だけど、良くなってないと思うから良くならないのかもしれないと思って掃除をしてみたり、洗濯してみたり「明日にしなさいよ」というせいくんを無視して働いてみた。結果・・良くも悪くもなんなかったんだけどね（笑）まあいいや。明日にはなおるだろう。
しかしせいくんには呆れるよ。薬を飲みたくない一心で「もう治ったよ。ゲホゲホ」を昼から繰り返している。別に苦くて死にそうな粉薬があるわけじゃないんだから、治るまで飲みなさいよねぇ。「ちゃんと飲みなさいよ」っていうと「いや、もう治ったような気がするんだけど」を連発。今どき子供だってそんな下手ないいわけしないと思うなぁ・・。しかもなんでそんなに飲みたくないんだよ・・。うわ、今度は熱をこっそり計っている、ちょっと聞いてこよう。
微熱がある。・・にも関わらず今度は「いや、夜は体温があがるんだ」と言って聞かない。あの男はーーー！薬を飲まんかいっ、薬をっ！
2000年5月15日(月)
会社を出たら大雨だった。まさにバケツをひっくり返したような。あれだけ降ってると「もーどうでもいいやぁ」って感じになるなぁ。
そんな大雨だったから「スーパーでお惣菜買ってかーえろっと」という夕飯作りさぼろう大作戦は失敗に終わった。家に着いて冷蔵庫をあける。サーモンとにんじんと玉ねぎとジャガイモと冷凍ブロッコリー発見。使いかけのクリームシチューの素。「おーこれはクリームシチューだ」と思ったんだけど、どうやらシチューの素は足りそうもない。しょうがないから（笑）お母さんに電話：
U 「クリームシチューは小麦粉とバターと牛乳があればできんのぉ？」
母「バターと小麦粉を炒めて、牛乳を入れて、XXに気を付けて、それから・・（つづく）」
お母さんの説明はDetail部分が大変長いので省略（笑）
とにかく発見した。なーんだカンタンじゃーん。クリームシチューの素とかって300円くらいしない？（そんなしないか）小麦粉とバターとコンソメと牛乳あればできるなら、もうかーわない。・・しかし今までこれすらやってみたこともないっていう所で私の良妻ぶりは全世界にわかってもらえるだろう（笑）
好きだなーあ。こういうカンタンで、おなべは一個で良くて、しかも材料ポイポイって入れたら後はほっといていい料理♪コトコト煮ている間に日記まで書けちゃうんだからステキよー！
できたら食べてさっさと寝よう。今日も一日鼻をたらして仕事をしていた。しゃべるとエヘン虫君（←死語？）が暴れ出し咳がでるし最悪。明日は治っててくれよっ。
2000年5月17日(水)
風邪がまた悪化したので昨日もう一度医者に行った。カルテを見てお医者さんが困っている。この薬を飲んで治らないとは・・と。そんなこと言われてちょっとびびる、U。結局お医者さんは「喘息の人が飲むような薬なんだけどねぇ」といいながら違う薬をくれた。医者いわく「治るまで会社を休みなさい」である。どうやらお風呂に入るのがいけないらしい。風呂に入るっていう作業は思いのほか体に負担をかけるんだそうだ。でもねぇ、だからってお風呂に入らずに会社にはいけないよぉ。とにかく昨日から違う薬を飲んでいてちょっと良くなった気がする。
先週から今月末まで短期の仕事をしていたんだけど、短期なのにこんなに休んでいてはどうしようもない。（相手の会社だって迷惑だろうし）だから派遣会社の人に誰か他の人と交代できないか聞いたら、相手の会社の人が「派遣を頼んだもののそんなに忙しくなかったから、忙しくなったら改めてきてもらうことにしたい」と。
だからお仕事はとりあえずおしまいになった。ちょっとほっとしたよ。
さっき掲示板を見たらどうやらHPの文字が文字化けして変なことになっているらしい。
なんでだろう？自分の家では見えてしまう。HPはやっぱり難しいなぁ。たぶん漢字のコードがなんか変なことになっているんだろうとは思うんだけど、どうしたらいいのかわからない（悩）。
2000年5月19日(金)
子供用のリュックサックを作ろうと思って悪戦苦闘している。型紙なんてないし、どうやって作ったらいいのかもよくわからないのに「とにかくやってみよーっと」と思い、作り始めてしまった。押し入れから使っていないリュックを引っ張り出し研究。サイズを測って、半分くらいの大きさにして型紙を作ってみた。
使う布はずーっときていないコートをほどいたやつ（セコイ？リサイクルなの、リサイクル）。しかも結構生地が厚い。だからミシンをかけるのも一苦労でさあ（泣）
なんかとんでもないものが出来上がってしまうかもしれないなぁ。自分で考えて作るのは難しいから、本でも買ってきて作ってみようかな。まあ、どっちにしても一回で100点の物ができるわけないもんね。同じ物を3回くらい作ってみよう。上手くできたのはフリーマーケットで売って、失敗作は・・・箱に入れて「ご自由にお持ち帰りください」とする（笑）
しばらくは生地を買ってきて作るんじゃなくて、いらないものから何かを作ろうと思っている。そう決めたら「捨てよっかなー」と思っていた洋服達も「暇つぶしの材料」に見えて楽しいなー♪
2000年5月20日(土)
今日は友達のBirthday Partyだった。お昼ごろまでは快調で、せいくんとお誕生日プレゼントと、CDを買いに行ったりしていた。・・が、パーティーが始まった頃からどーも調子が悪くなってきた（泣）しばらくじーっとしてたんだけどちっとも治りそうにないのでしぶしぶ帰ってきた。せいくんはきっと今も快調に飲んでいるに違いない。ちぇ。このカゼは本当にたちが悪いっ。もういい加減治ってくれよぉぉぉ。
昼間にブルーハーツの古いCDを中古屋さんで買ってみた。佐野元春ブームは早くも終わり、ブルーハーツブーム到来（笑）
CDを聞きながら思った。大人になってからは、頭に何かを詰め込む作業が多くて、心はずいぶんおろそかになっていると。若い頃は持っていたのに、いつの間にかどこかに置いてきてしまった、でも本当は持ってた方がいい「何か」がたぶんあるんだ。そうだよなー、昔は頭はカラッポだったけど、五感全部を使ってもっと敏感に何かを感じたり、思ったりしていた気がする。心だって頭と同じでちゃんと動かしておかないと鈍くなるんだよな。良くないなぁ、心が鈍るのは。気を付けよう。
なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ちわかるでしょう
答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやってくる 心のずーっと奥の方
～情熱の薔薇～
2000年5月21日(日)
この前から白いタオルを使って何が作れるかを考えている。ひとつ試作品を作った。友達の家にあった子供用のおもちゃ（手で持ってふると鈴の音がするやつ）。案外上手くできた。まだ試作品だから中に鈴を入れていないんだけど。その他に考えているのは：
1)子供用まくら（子供ってまくら使うの？）
2) よだれかけ
3) アイピロー（目の枕、昨日買った。でも作れそうだと思って）
4) 色、デザインを変えてハンドタオル
他にもきっと作れるものがあるだろう。問題は「極力買わずに作る」こと。買わずにかわいいものを作るのは割と難しい。上手くできたら友達の子供の幼稚園で開催されるバザーに出してもらうおう♪いつかフリーマーケットとかで売りたいなぁ。上手く作れるようになったらだけど。
作り始めたリュックサックは完成間近だ。何となくカタチになってる。捨てようとしていたコートがちょっと手間をかけると小さいリュックになる。それはちょっとした感動♪
2000年5月22日(月)
今日広島からお米とか玉ねぎとかじゃがいもが宅急便で届いた。最近これが届くとワクワクする。結婚したばかりの頃もよくこの宅急便が届いた。中身はやっぱりお米とか野菜で「調理」しないと食べられないものばかり。当時の私が料理などするわけもなく、お米なんてちっとも減らない。「なくなったら電話しなさい」そう言われるたびに「一生なくならないよ・・」と思っていた。だから宅急便が届くといつも「ふぅ」と大きくため息。送られてくるのが嫌なのではなくて、たいして食べないうちにダメになっていく野菜が残念だったのだ。「おばあちゃんが作ったのに」と罪悪感でいっぱいになっていた。
そんなため息が聞こえたのか、義母の賢く、優しい「宅急便作戦パートⅡ」が始まった。お米、野菜の数がどんどん減って「広島カキカレー（レトルトパック）」「ホテルニューオータニ・スープセット」「カニ缶」「ビール」「ジュース」etc
要するにそのまま食べ、飲めるものに大きくパワーアップしたのだ。まともな姑なら「お料理してるの？」と嫌みのひとつもでそうなものだ。でも彼女は嫌みをいうこともなくいつも言っていた「電子レンジでね、チーンとやったらすぐ食べれるからやってみんさい」と。
私が会社を辞めてから届く宅急便の中身は、お米と野菜が復活した。「これどーやって食べるわけ？」と疑問に思うと義母に電話をして質問をする。たぶん「そんなことも知らんのかいっ」と思っているときもあるだろう。でも呆れるでもない、怒るでもない「あーして、こーして」と教えてくれる。
だから最近は宅急便がくるのが楽しみ♪ひとつもダメにすることなく野菜を食べてしまえる自分も楽しい。「お米がなくなりそうだよ」と電話するのも楽しみ。やっぱり私は会社を辞めてよかったんだな。たぶんこういう小さい罪悪感とかがストレスになって「もぉいやだぁぁぁ」になっていたんだ。たぶんね。
2000年5月23日(火)
あーつーいーー！夜は涼しいけど昼間はなーんかむわーっと暑い。寒いよりは暑いほうがまだましな私なんだけど、これからあの恐ろしく暑い夏がくるのかと思うと・・ちょっとねぇ。何が嫌って電気代が恐ろしいことになりそうだから嫌なんだよなぁ。働いていた時は昼間は会社にいるから冷房代はかからないけど、家にいたら大変なことになる、たぶん。夜なんて銀行並みに冷やしていないと眠れない（それで布団をかぶって寝るのがUスペシャル）。
冷房シーズンが来るといつも思い出して「にや」っと笑ってしまうことがある。もうずいぶん前、たぶん５、６年前だと思うけど当時はひとりで暮らしていた。会社から帰ってまず冷房（最強）を入れる。友達から手紙がきていたので「ご飯食べたらよーもう」と思ってテーブルに置いた。部屋がギンギンに冷えた頃、ベッドに思いっきりねっころがって手紙を読み始めた。その手紙の最後には「きっとまつはこれをねっころがって読んでるんだろうな～。エアコンがんがんかけながら」と書いてあった。あまりに寸分狂うことのない描写だったから思わず起き上がって、ベランダを見た。（←なんでだよ）
・・別にどうでもいいことだけど、毎年エアコンをがんがんつける季節になると、ふと思い出しては笑ってしまう。そしてベランダを見る。いやな友達をもったもんだ（笑）。
2000年5月24日(水)
でけた、でけた。
みょーにかわいらしいものが。クマちゃんのアップリケがす・て・き（笑）私がキャラクターものを好きなわけではないのに「子供のカバン」と思ったらこうなった。発想が貧困だわー。でも一生懸命作ったから・・素晴らしいのだ。
そういえば昨日の夜ＴＶでみたなぁ、自分の子供にヴィトンの小さなカバンを持たせてご満悦な奥様。そして子供に聞く。
「これは何？」「しゃねるー」
「じゃあこれは？」「ふぇんでぃー」
「あらー、すごいわねー」とレポーター（その仕事楽しい？）
そんなもん覚えさせて一体どんなココロが育つというのだ、お母さん。何もしなくてもきれいな小さな手にいかぁ？きれいに子供のツメにネイルアートを施す前に、その小さい手を使って出来るほかのことを教えてあげてくれよー。一緒にコロッケ作ってたのしいなーとか、庭に花なんか植えちゃったりしてきれいだなーとかさぁ。
・・なんとせいくんがもう帰ってきちゃったよ。まだ7時半だぞ。遅いときは恐ろしく遅いが、早いとなったらトコトン早いご帰宅。これで本日の「お気楽ひとりタイム」は終わりました・・。ご飯を作らなければなりません（泣）
2000年5月25日(木)
ミニトマトの花がある程度咲き終わっていた。「花が枯れた。で、どうなるんだろう。」と最初は毎日見てたんだけど何も起こらないから「やっぱりそんなに簡単に身なんかならないんだ」とちょっとがっかりしていた。そしたらねー、すごく小さい実が5個なってたんだよー♪まだよーく見ないとわからないくらい小さい丸い緑の実。
いやー感動だなー。さっき苗を買ってきたときの写真を見て、さらに感動した。あんなに小さかった苗がこんなに大きくなった。
・・で、実の写真を撮りたかったんだけど何とまたカゼが悪化して熱が出ていてしんどかったからやめた。「治った♪」と思って昨日の夜ちょっとお出かけしたのがいけなかったんだわ、きっと。「元気すぎて困る」と思うようになるまで・・おとなしく暮せってことなのね。。トマトの写真は明日撮影しよう。早く食べたいなぁ。
2000年5月26日(金)
こんな風に順調にトマトとして育っているのだ。予想以上に大きく育っているから、週末にもうひとつプランターを買ってきて植え替えないといけないなーと思っている。でもそんなことして大丈夫なのかなぁ。最初に義母が「スーパーで発泡スチロールの箱をもらってきて植えなさい」と言っていたのは、こういうことだったのかもしれない。でもこんなに大きくなるものとは思わなかったんだよなー。
このトマトと一緒に買ってきたしし唐の苗、育ってはいるんだけど花も咲いてくれない。トマトに栄養を奪われているからなのか、もう少ししないと花は咲かないものなのか、それさえもわからない。ガンバレしし唐！
こうやって食べ物を育てていると、何か妙に「健康な人」になった気分になる。だって体に悪そうな物は何も使っていない。農薬も使ってないし、化学肥料もあげない（”化学”って体に悪そうな気がする）。あげているのは義母の指示通り「土がカラカラになったらたっぷりお水」だけ。「健康って感じよねー」とぼんやり考えつつ、午後の幸せなひとときをトマトと愛するタバコと共に過ごす。健康と不健康の狭間で（笑）
2000年5月27日(土)
今日の晩ご飯はちゃんこ鍋にした。もちろん作ったわけではない（笑）
行徳には多分２－３軒のちゃんこ鍋の店がある。その中で今日はいつもと違う店に行ってみた。ちゃんこ鍋って店によってぜんぜん味が違うのねぇ。いつも行っていた所はわりと味が濃くて、中に入っている具はつみれと肉団子と野菜がちょっと。で、塩味が濃いって感じだったんだけど、今日行った所は味はそんなに濃くないけど、中に入れる具がすごく沢山あった。つみれ、肉団子、えび、かに、豚肉、白菜、きのこ類、にんじん、にらetc。しかも食べ始めたときと、食べ終わる頃は味が微妙に違う。だしが出ておいしい♪
今度は大勢で行こう。冬に（笑）
その後久しぶりにビリヤードをやった。基本的に下手なんだけど、たった1時間位の時間の中でもやたらと「うまい」時と、「もうどうしようもない」と思うほどうまくいかない時がある。集中力の問題なのか、感覚の問題なのかよくわかんないんだけど。何かせいくんの場合は「集中力」の問題って気がするんだけど、どうやら私はあまりに色々考えて気合いを入れすぎると「ダメ」みたい。「こんなもんかなー」とあまり考えずに勘だけで打つと「おー！」って位うまいことが多い。会社とかの面接と同じみたい。気合いを入れすぎるとろくなことがないのだ（笑）
おもしろかった♪しかもお金を払うときに、バイトの子が「ビール＆コーヒー」を請求し忘れていた。外に出て歩きながらそれに気づき「逃げろ！」と声をそろえて走り出した、なんて気の小さい私たち・・・。しかもかなり情けない（笑）
2000年5月28日(日)
働いていた頃、日曜日の午後は「あーあ、休みが終わってしまう」というどんよりとしていたものだった。
午後も4時、5時になると、会社に行ったらやらなければならないことが、頭の中で箇条書きになっていた・・・なーんてことを思いながら、玄関の方に出しておいたトマトを見に行った。少しずつ、少しずつ大きくなるトマトを見つつ、ふと空をみたら「うろこ雲」が出ていた。
行徳の空ははっきり言ってそんなに美しいものではないんだろう。この前長野に行ったときにもそう思った。でも、それでも「空」はいい。見たかったらずっと顔を真上に上げていればいい、飽きてしまったら顔を元に戻せばいいのだ。とてもカンタン。
今日も「明日も晴れだといいなー」そう思いながらしばらく見ていた。で、空は写真に撮れるのかなと思って撮影したら、それなりに写っていた。
毎日同じ場所から、同じ時間に、同じ角度で空の写真を撮ったら、毎日違う空が撮れておもしろいかもしれない。・・と書きながら思ったけど「スモーク」という映画の中で毎日同じ場所、同じ時間、同じ角度で写真を撮りつづけるおじさんがいたな、何年も。
ちぇ、パクリだったか（笑）
2000年5月29日(月)
前の会社で一緒に働いていた女の子から電話があった。今月一杯でその会社での契約は終わるから、次の仕事を探しているらしい。新しく他の派遣会社に登録に行ったら時給1800円の面白そうな仕事を紹介された。内容を聞いたらちょっと大変そうだけどおもしろそうだし、英語を使うような雰囲気じゃないのに時給1800円はかなりおいしい。・・が、彼女は悩んでいた。
何を悩んでいるのかと思ったら、その中のひとつに「その仕事が始まるのが6月20日から」ってことがあるらしい。彼女は一人暮らしをしているから、仕事をうまくつないでいかないと生活に支障をきたす。だから仕事の内容的には満足で、やりたいんだけど・・ということらしい。「何いってんのー。何とでもなるわよ。短期の仕事だって結構あるよ。」などと口にしつつ、思い出した。
そういえばまだ一人で住んでいた頃、会社でひとつのプロジェクトが終わりにさしかかると「仕事がなくなってしまうかもしれない」と不安に思った頃もあった。今考えれば「何とかなんだろ、しかもその会社にいなきゃいけないわけでもあるまいし」と思うんだけど、当時の私には大問題だった。だから今考えると、何とか他のプロジェクトで仕事をさせてもらえないものかと、その会社全体に媚びを売っていたような気さえしてくる。（必要以上に頑張るとか、行きたくもない飲み会に行くとか）
「なんとかなる」・・そう思えるようになるまでずいぶんかかったものだ。いちいち先のことばかりやたらと心配するタイプだから、「何とかなる」とはなかなか思えなかった。
「なんとかなる、だからやりたいことやってみよう」
今日話しをした結果、彼女がそう思ってくれてたらいいけど。
2000年5月30日(火)
なんとぶったまげたことに、日記を書く前に寝てしまった。
TV見てたはずなんだけどなぁ。（ベッドに寝っころがってはいたけど）
たぶん8時には寝ちゃったんだろう・・。せいくんも帰ってきたときに起こしてくれればいいのに、絶対そういうことはしない。寝てたら寝せておきっぱなし（笑）
あーあー。こんなことだから、せいくんに「世界一パジャマが似合う」と言われるんだ。
・・が、別に反省はしてない（笑）
2000年5月31日(水)
なんて長い一日だったんだろう。普段絶対6時半なんて時間に起きないから、今日は長かった。で、何かやることないかなー（家事をやれ、家事を！）と思ってて思い出した。
この前友達の誕生日にせいくんが「アイピロー」なるものをあげていた。相手はそれをとても気に入っているらしい。疲れているときに目の上にのっけて寝るとよく眠れるんだって。しかもハーブだかなんだかが入っているから、いい匂いまでしてアロマテラピー効果もあるみたい。
「それは作れそうだ」
そう思ってたんすをひっくり返し、遠い昔、せいくんがお土産とかでもらってきたTシャツを発見。捨てるのはもったいないからとっておいたやつ。せいくんは絶対Tシャツを着ない。（7-8年前からアロハシャツしか着ない・・）
「これを切って使おうっと」と、お店で見たアイピローを思い出しつつ作り始めた。でも失敗。ちょっとサイズが小さすぎたのと、軽すぎた。ずっしり来るくらいの方がいい感じがする。でも中にラベンダーを入れたからいい匂い♪それは成功だな。
もうちょっと大きい型紙を作ったから、明日はそれで作ってみよう。
でも作って誰が使うんだ？私はいらないわよ。よく眠れてるから（笑）