2007年6月2日(土) -もう決まっています。
村上春樹の「沈黙」という短編の青木を思うたびに
思い出す人達がいる。
ねじまき鳥の綿谷昇を思うたびに
思い出す人達がいる。
ノルウェイの森の永沢さんを思うたびに
思い出す人達がいる。
この3人は私の中で大体同じカテゴリーに入っている。
私にはこの3人をもてはやす
小説の中の人達の気持ちが全くわからない。
村上春樹さん、彼らは誰ですか?
2007年6月3日(日) -やさしく、やさしくね。
やさしいことは強いことなんだと
つくづく思う。
色んな絵がある。
個性的で、独創的で、特別な感じだ。
どの絵もやさしくて強い。
そう。
私はこの人達の書く絵のような人になりたい。
なりたいなぁ。
ねむの木のこどもたちとまり子美術展
2007年6月4日(月) -小さなベッド
物を作る人は素敵だなって思う。
糸井重里はもののけ姫のコピーを
何度も何度もだめだしされながら作ったんだって。
あれもだめ これもだめ
とにかく何度もダメ出しされて
結局決まったのが「生きろ」だったらしい。
たった3文字。
3文字より多くても少なくても何か違う。
しかも「死ぬな」じゃなくて「生きろ」
どっちかっていうと「死ぬな」って
言いたくなっちゃうけど、同じ3文字なら
「生きろ」の方が力強い。
へぇ、「3びきのくま」ってトルストイだったんだ。
今知った。
女の子が食べちゃうスープだかおかゆだか
とにかくそういうのがおいしそうだったなー。
ジブリ美術館に3びきのくまの家を作ったんだってー。
いいなー。きっとあるんだよ。
おおきいイス、中ぐらいのイス、小さいイス。
おおきいお皿、中くらいのお皿、小さいお皿。
おおきいベッド、中くらいのベッド、小さいベッド。
子供のときに行きたかった。
で、絵本の子と同じように小さいベッドで眠るんだー。
2007年6月11日(月) -出会えた奇跡
今週で会社を定年退職する女の人が
送別ランチで言ったことは
「ありがとう、しか言えることがない」
という短い言葉だった。
私は本当に毎日反省してばかりだ。
それでも「あー、だめだな。反省だ」と
思って日々を生きているうちは
少しずつ、ほんの少しずつでも
いい方向に修正されているのだと信じたい。
私はダメな人間だけど
なるべく正直に生きよう。
間違ってしまったら謝ろう。
私もいつか「ありがとう」という気持ちに包まれて
毎日を生きられるようになりたい。