2007年11月2日(金) -セブンスター
昨日久しぶりにタバコを吸った。
テーブルの上のきれいなお酒と
キラキラ光るキャンドルとセブンスター。
ぼんやりひとりで夜景を眺める。
眺めながら「何かが足りない」と心でつぶやく。
「あー、タバコだ」そう思って
何もためらわずに手に取った。
久しぶりのセブンスターはびっくりするほどの美味。
タバコの先からスーッと天井へ上がるきれいな紫煙。
たぶん本当にセブンスターが好きなんだなぁ、私。
タバコを持っている自分の手を久しぶりに見た。
懐かしい人に会ったみたいな気がして
何だかちょっと泣きそうになった。
まああれだ、酔ってたんだけど 笑
2007年11月3日(土) -ほんとのきもち
こんなこと初めてしゃべった。
・・・本当?
2007年11月4日(日) -お手紙
ときどきメールをもらう。
このサイトから送ってくれる人もいるし
そうじゃないけど送ってくれる人もいる。
それは私だけに宛てて書かれたお手紙。
携帯電話に送ってもらったメールだって
実は何でもかんでも消してるわけではないのだ。
ちゃんと取ってあるメールだってたくさんある。
私に向けて語られる言葉が好きだ。
彼女や彼の気持ちが語られている文章が好きだ。
「 一生懸命話してくれてありがとう 」って思うし
「 話す相手に選んでくれてありがとう 」って思う。
基本的に1対1のコミュニケーションが好きだから
「 大人数で飲むのは本当は好きじゃないな、
まあMax4人かな 」
・・・みたいな人を発見するとうれしい。
でもまあわかる。
「そういうの疲れる」っていう人も
たくさんいるんだろうなってことは。
目を見て、心を開いて話をするのはパワーがいるから。
いつもここにいるから。
だから気が向いたらお手紙下さい。
2007年11月5日(月) -ついに
ついにスポーツクラブをやめてしまった。
どうするんだろう、私。
やっぱりさ〜、お風呂が豪華な所じゃないと
結局ダメなんだわ、私。
最初に入った所に飽きてしまって
他の所に入り直したのが大きな間違い。
サウナが広くて
ゆっくり身体を洗えるスペースがあって
露天風呂とジェットバスがあって
ついでにぶくぶくの出るお風呂もある
そんなスポーツクラブそんなにないもの。
やっぱり最初の所に戻るしかないかなぁ。
あとでスタジオのプログラムチェックしよう。
みゃー。
2007年11月7日(水) -あ。
家賃を振り込むのを忘れています。
明日こそ振り込もう。
ここに書いておけば忘れないだろう。
何でもかんでもすぐに忘れようとして
何でもかんでもすぐに忘れてしまう。
忘れなければ生きられない。
全部覚えていたら生きられない。
と自分をなぐさめる。
2007年11月10日(土) -泣かないで。
昨日会社の女の人たちと食事に行った。
私は会社という場所でサラリーマンとして
働くことにとても向いていて
それなりに毎日を過ごしている。
でもたぶんそのふたりは違うんだなと。
ふたりともあまりにもあまりにも正直だから
嘘の多い企業の中で(作り笑顔とか陰口とか意地悪とか?)
本当に大変そうに働いている。
優しくて脆い。
ちっとも悪いことじゃないのに
会社の中ではときに攻撃対象になる。
ストレスだらけの人達は
優しくて脆い人をストレスのはけ口にするし
ときには石を投げつけるようなこともする。
優しい彼女たちは
「でも私も悪いんだと思う」と優しく笑う。
傷ついている人を見るのは辛い。
私にできることは少ない。
でも傍にいようと思う。
彼女たちが「ひとりぼっちではない」と
思える距離で傍にいようと思う。
いい女になろう。
私の思うところのいい女に。
2007年11月11日(日) -目を覚ませ。
ここ何週間もぼんやりしている。
休みの日は特にひどい。
家から一歩も出ない勢いでぼんやりしている。
とにかく何もやる気がしない。
「元気がないんだから仕方がないな」
そう思って過ごしてきた。
悲しいことがあったし
それはそんなに簡単に癒えないわけだし
嫌な事もあったし
そういうときはぼんやりすればいい。
私はそうやっていつもバランスをとってきたんだし。
でもそろそろそういう自分に疲れてきた。
毎朝目覚ましで目を覚ます。
「まだ眠いのになぁ」と思うけど
眠い目をこすりながら起き上がって
コーヒーを飲んで会社に行く。
そうやって毎朝目覚ましで
ちょっと頑張って起き上がるみたいに
何かをきっかけに起き上がらないといけないな、と。
ちょっと無理して出かけてみるとか
ちょっとがんばって何かを始めてみるとか。
久しぶりに飲んだあの日、本当に楽しかったの。
相手も、話したことも、場所も、
飲んだカクテルも完璧だった。
あまりにも完璧だったから
かえって反動でぼんやりしてしまったのかもしれない。
ゆっくりでいいから動き出そう。
2007年11月12日(月) -ゴルフスクール
お父さんに買ってもらったゴルフセット。
部屋の隅で泣いている。
「室内のレッスンなんてダメだ、外じゃないと」
・・・という父の言うことを完全に無視して
室内のゴルフレッスンを受けていた私。
室内だと打ったこのボールが
「 いい感じで飛んだのかよ? 」
「 それとも全然ダメだったのかよ? 」
・・となってしまうことがわかって
一気にやる気をなくしてレッスンを辞めたのが
たぶんかれこれ1年前。
このままでは買ってもらったゴルフセットが
そしてかわいいからウキウキして買った
”ちょっとだけクラブを入れるかわいいバッグ”がー。
なのでついにちゃんとボールの行き先を確認できる
外でやるレッスンに行くことにしたよ。
公式ハンデ 10。
私はあなたの娘なので負けず嫌いです。
あなたの「10」を超えて見せましょう。
2007年11月18日(日) -やわらかいもの、手の温度と頬の感触
本屋さんで手に取って1秒と考えずに買ってきた。
きっと読み始めたら数時間で読んでしまうだろうと
手に取ったときからわかっていた。
なんというか。
やわらかくてやさしい本だった。
弱っているときに読むには
ちょっとやわらかすぎたかもしれないけど。
いい本だったよ。
カラフル (文春文庫 も 20-1)
森 絵都
2007年11月25日(日) -25
風邪で3連休が水の泡。
うまく泣けないまま時間がたって
毎日毎日見事なほどに
色んなことを誤魔化して過ごしている。
いいなんて思ってないのに「いいと思うよ」と
勝手に唇が動く。
仕方がないなんて思ってないのに
「仕方ないよ」と。
私の周波数を受信するアンテナがついていない。
彼らは私の声を聞こうとはしない。
開かないガラスの窓。
叫んでもいつだって届かない私の声。
だから彼らの望むことを言ってあげている。
2007年11月26日(月) -ぎしぎし
とにかく動き出そうと色々やってみる。
マニキュアを塗りなおしてみたり
サイトに小細工を加えたり。
(やることが小さいとか言うな)
でもなんか「ぎしぎし」きしむ音がする。
動くたびにどこかがきしむ。
とはいうものの無理やり動いてるうちに
きっとスムーズに動くようになる。
・・・かなー、と。
そう思わないとやってられない。