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2004年6月7日(月)

今さらですが。

5年前に辞めた会社でまた働いている。
そういう人がこの世にどのくらいいるのかわからないけど
とにかくすごく妙な気持ちになる。

なんせ、6年くらい働いた会社だったから
あまりにも色んなことをよく覚えているし困ることはほとんどない。
今働き始めて半年くらいたったけど、
今となっては仕事をしてて困ることはない。

で、最近にいたっては、何だかずーっとここで働いていた気すらしてしまうのだ。
5年間その会社には近づくこともなくずっと離れて暮らしていたというのに 笑
つまり基本的には快適。

あの人もこの人もいる。
あの部署もこの部署も同じように動いていて
あの仕事もこの仕事も昔と同じようにやっている。
みんながほんの少し年を取っただけで。

なのにどうしてときどき何か変な気持ちになる。
これはなんだろうって不思議だった。
何が私をちょっとブルーにさせるんだろうと。

今さらわかった。

いない人がいるんだ。5年前にはいたのに今はいない人。
5年の間に会社を辞めてしまった人。
別にそんなによく話をしてたわけじゃないけど
たまに逢って話をする人だったのだ。

逢いたかったのにな。もう一度。

2004年6月9日(水)

岡田商店

近所に岡田商店という商店がある。

小さいスーパーっていう感じなんだけど、とにかく毎日置いてあるものが違う。だから「水菜買おう」なんて思ってその店に行っても「あら、今日は安くなかったから仕入れてないよ」みたいなこともあるのだ。

そんな感じの店なんだけど、とにかくいつもお客さんがたくさんいる。

なんかねー、昔からおもしろいもの売ってるんだよね。青唐辛子とかパクチーとか、ココナッツミルクとか。だから結構人気なんだと思うんだよなぁ。今でこそココナッツミルクはスーパーでも売ってるけど、ちょっと前はなかなかなかったし、パクチーは未だに見つからないことが多い。

後ね、従業員が日本の女の子と中国の女の人と、ガーナの女の子。ガーナの子と中国の子が日本語でコミュニケーションをとってたりするの。で、その子たちに「あれー?今日普通のピーマンないの?」とか聞くと「ソト、ソト!」とか怒られちゃったりする。

そしてとにかく、、安いの 笑
赤とか黄色のピーマンが90円は安いよねぇ。

らぶ、岡田商店。

2004年6月13日(日)

倹約呪縛

我が母親はとにかくケチである。
まあ、そう言ってしまうとあまりにもあまりにもなので「倹約家である」とでも言っておこう。

だから、私にもやっぱりその傾向がある。高い物を買うことそのものに罪悪感がある。とくに生活用品。例えばすごくかわいいけど8000円するホーローのヤカンと、580円の何てことはない普通の銀色のヤカン。私はなかなか8000円のホーローのヤカンを買えない。金銭的にというよりは気分的に。

でも最近気づいたことがある。
やっぱり身の回りの物は高いか安いかだけで買ってはならないのだ。すごく気に入ったかどうか。楽しく、大切に使えるかがポイント。

1年くらい前にちょっと高いけど、カッコイイホーローの鍋を買った。当時仕事をしていいなかった私は「一生懸命料理をしてるから、ホーローの鍋買う。中華なべも買う!」とかなり意気込んでそのふたつを買ったのだ。インターネットで研究したり、値段を調べたりしながらそのふたつを選んだのだ。

ふたつとも今でもすごく気に入っているし、とても大切に使っている。中華なべは最近、油がなじんでとても使いやすくなった。

母はたぶん今でも8000円のホーローのヤカンを買わないと思うけど、私は母の倹約呪縛から解放されることに決めた。

気に入ったものを「楽しく・大切」に使う。
きっと「楽しく」がポイントなのだ、私には。

2004年6月14日(月)

聞こえる?

「最近悪いニュースばかり」


そう感じるのは、もしかすると悪いニュースは何度も何度も、本当に何度も何度も繰り返し流されるからなのかもしれない。ものすごく大きなボリュームで、どこにいても聞こえるように。

「わぁ〜」って思えるような良いニュースは何だか本当にさらっと、小さな音で、よく聞いてないと聞こえないようなボリュームで流されている気すらする。

自分の周りで起こった小さいけど優しい何かを、派手じゃないけど、くすっと笑ってしまうような楽しい何かをもっと大切にしないといけないのかもしれない。

明日きっと楽しいことがあるよ。
私はそう思う。

2004年6月16日(水)

吠える人々

弱い犬は吠える。

最近ワンワン吠えてる人をみることが多い。
弱い自分を強く見せるために?

私は弱くない!

なーんて言わない。強いところもあるし、弱いところもある。ウンザリするくらいダメだと思うところもある。そしてそんなの誰にでもあることなんだと思う。みんなどこかに弱いところも、ダメなところもあるのだ。

私は私の中の小さな箱に入った「弱」にフタをしたりしてない。ちゃんとフタを開けて中身を見て「なるほど、そういうものが入っていますか」って確認する。ある意味定期的に。気づいたらなくなっていたなんてのもあるし、増えてるときもある 笑

箱の中身を怖がって、しっかりフタをして、挙句の果てに一日中ほえてるくらいなら、その隠している小さい箱を開けてみることをお勧めする。きっと、箱ごと焼いてしまいたくなる気持ちになる。しばらくはウンザリした気分が続いたりするかもしれない。

でも。

自分が結構弱虫だったり、自分にはイヤなところがあるってことをきちんと理解すると自分の大きさが分かる気がする。

そうすると自分を等身大以上に見せようとしたり、そんな立派な人間じゃないのに「どうしてXXができないんだろう」なんて変に思い悩んだりすることはなくなる気がするのだ。


Why don't you open a small black box deep inside you?

2004年6月27日(日)

鎖国

私は鎖国中。

・・とは言っても新しいことに全く興味がないとか、何も受け付けないとかそういうことともちょっと違って、自発的に人と接触したがらないっていう感じ。こういうのは私の中ではすごく普通のことで、閉じてるときは他人とは最低限のコミュニケーションしかとらないのだ。無理をして出かけたり、頑張って一緒に買い物に行ったり、夜食事をしたりは絶対しない。

できるだけ早く家に帰って、できるだけ長く一人でいるよう努力することはあっても、この閉じてる状況を無理やり打破しようとはしないのだ。

閉じてる時間も大切だからかなぁ。
自分をよーく見たり、本を読んだり、映画を見たり、ベランダで夜空をぼーっと見たり、「今度はいつ新月だろう」って久しぶりに月カレンダーで調べたり。人と接触しないからこそ得ることの出来る物もたくさんある。

とにかく少なくとも今読んでる本を全部読むまでは鎖国だな。

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